2011年09月11日

あれから半年

東日本大震災から今日でちょうど半年が経ちました。

個人的には、「もう半年」なのか、「まだ半年」なのか、正直なところ良く分かりません。

震災をきっかけに閉店に追いやられた商店や企業も少なくありませんが、少なくとも「見た目」だけなら、ば 仙台の街中などの津波被害の無かったところは殆ど震災前の姿に戻ったと言っても過言ではありません。でも、住宅地にはいると未だに修理されておらずブルーシートを被ったままの屋根が数多く残っているし、道路や壁などの傷みも完全修復には程遠いのが現実。一見普段の姿に戻ったように見える内陸部も、よく見ると未だに震災の傷跡が数多く残っています。

しかし、津波に襲われた沿岸部は悲惨な状態のままです。

自民党が強力に働きかけてようやく成立したがれき撤去法案の効果もあって、がれき類や流された船舶・自動車の撤去は、この2ヶ月程度でやっと進み始めた感はありますが、それもまだまだ完全ではなく、あの時のまま時間が止まっているような地域は少なくありません。

本当は、そんな地域の写真を撮って、被災地以外の地域では風化しつつある「東日本大震災」の現実を訴えようと思ったのですが、結果的に現場に行ってもカメラを向けることが出来ませんでした。あの震災の中で比較的軽い被害で済んだ自分のような人間が、そういう場所で気軽にカメラを向けて写真を撮るということが許されることなのか、あの津波で大きな被害を受けたり、亡くなられたりした人たちのことを思うと考えずには居られませんでした。カミさんなどは風化どころか被災地・被災者差別すら始まっている現実に非常に腹を立てていて「写真で情報発信するべきだ」というのですが、なかなか気持ちの踏ん切りが付かず、結局葛藤の中でシャッターを切ることが出来ませんでした。

津波に洗われ、がれき類の撤去が済んだ地域は、いまは一面緑に覆われています。その「緑」の正体は「雑草」。半年を経て、手入れのなされていない地域は鬱蒼とした雑草に覆われているのです。それは、取りも直さず、がれき撤去以外の「復旧」がなんら進んでいないと言うこと。流されてしまった家々や町も、何一つ元には戻っていません。「復興」どころか「復旧」に必要なビジョンも予算も政府からは示されず、町作りをするにも出来ないのです。

殆どの被災自治体は、自分たちに出来る範囲の事は一生懸命にやっています(仙台市は例外かも。奥山市長(民主党推薦)は震災は他人事だと思っている節があるし、市長が決断しないから市も動けない)。が、所詮自治体の出来ることには限界がある。あの被害規模は自治体レベルでどうにか出来る範囲をとっくに超えているのです。まさに国家レベルでの対処が必要な事態。

しかし、民主党政権は「脱原発」だの「再生可能エネルギー」などという事ばかりに現を抜かし、復旧・復興など二の次以下にしか考えていないのが現実。震災以降も、肝心な法案をほったらかしにしたまま訳の分からない“闇法案”ばかりを推進してみたり、開くべき国会を開かずに逃げ回ってみたり、挙げ句に信じられないような暴言ばかりが次々と出てくるなど、完全に当事者能力の無さを露呈しています。だから、被災地や被災者はいつまで経っても必要な法案や条例も整備されず、必要な資金も与えられない。民主党や政府の奴らはそれでも痛くも痒くも無いのでしょうが、被災者はそういう訳にはいかない。連中が事態を放置すればするほど、被災者と被災地の生活は破壊され、命は失われて行くのです。しかし、メディアもそういう事実を放置したまま民主党とそのシンパの口車に乗り、震災の事実を風化させる事に荷担している、それが現実。

全国的に「復興」や「がんばろう」などという言葉が“表向きだけ”あちこちで繰り返されていますが、それが中身の伴わない空疎な言葉に過ぎないという事を、被災地の人間はすでにみんな見抜いています。そんな空虚な言葉だけを掛けられても、正直「これ以上何をがんばれと?」と思うだけでしょう。そんなものよりも、まず「復旧」(「復興」ではない)に必要な環境(経済的な面も含めて)を提供してくれというのが本音でしょう。なぜなら、今もっとも足りないものがそれだから。

しかし、色々と見ていると、そんな被災者の気持ちを「甘え」「モンスター被災者」などと揶揄する連中ばかりが多くて辟易します。被災地の現実も知らずに、そんな心ない言葉を平気で吐ける連中がこんなにも多かったのかと絶望的な気分にすらなります。こんな事だから、復旧が進まないのも当然なんでしょう。少なくとも、阪神大震災の時にはそんな風潮は無かったように思いますが、それから比較すると、所詮東北は「白河以北...」という時代の感覚のままで未だに差別されているのだろうなという事も感じずにはいられません。 そして、その認識は恐らく正しいのでしょう。その結果が、半年を経ても惨状を呈したままの被災地の現状に直結しているのです。「日本人の助け合いの精神」?そんなものどこに行ってしまったんでしょうね。露骨な福島差別などを見ても、そう思わざるを得ません。

このままでは、半年どころか1年経とうが2年経とうが、復旧も復興も進みません。たぶん、津波や原発事故の被災地の惨状も、当分今のままになってしまうのでしょう。民主党が政権にいることが最大の害悪のひとつであることは言うまでもありませんが、それだけでなく「東北蔑視」の風潮に染まった日本人全体の意識の問題も大きく横たわっていることを忘れてはなりません。それがある限り、東日本大震災での被災地の、真の復旧・復興はあり得ません。

被災地には、外の人間が考えているほど「希望」などは転がっていない。
それを忘れないで欲しい。

震災で亡くなった方々の御冥福を、改めて祈らせていただきたいと思います。
合掌。
posted by 八州兎志朗 at 17:48| 宮城 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月10日

勘違いも甚だしい



別に歳費返上なんかしなくて良いからさ、とっとと辞めろよ馬鹿野郎。





posted by 八州兎志朗 at 21:28| 宮城 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ミンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月11日

処分、ねぇ

小沢元代表と首相決裂、党員資格停止で最終調整 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

小澤一郎はさ、刑事事件で起訴された被告人なんよ。「小澤一郎刑事被告人」なんよ。
で、自ら「政治とカネ」についての疑惑を明らかにする気も毛頭無いし。説明したら真っ黒だってのがバレるからでしょ。

これがさ、もし自民党の議員だったらどうなってるかね。
マルチ山岡の記事にも書いたけど、ミンスもマスコミもスクラム組んで「議員辞職しろ」「内閣総辞職しろ」の大合唱だったでしょうな、確実に。実際、過去の例ではそうだったし、起訴されて辞職した議員だっていた。

ところが、「処分」とやらの中身が「党員資格停止」だ?
なんだそりゃ?????
全然「処分」になんかなってねぇだろ。全然けじめも付いてねえし。議員辞職どころか離党や除籍すらも出来ないとは、よっぽど小澤一郎にビビってるんだな。そして民主党という政党は、有権者に対して「政治とカネ」の問題での責任を取ろうという意志が無いということなんだな。まあ、「平成の脱税王」がデカい顔して闊歩してるくらいの政党だからな、ミンスってのは。

はっきり言えることは、民主党が野党時代に自民党に対して言ってきたことを、民主党自身は全く実践することが出来ない無責任で無能な集団だと言うことやな。ホント、クズだわな。


ところで、最近物凄く思うんだが、ブログやTwitterでミンス支持者や小澤信者があちこちに湧いて出てきてるけど、まるでカルト信者そのまんまな奴が多いねぇ。ぶっちゃけて言うとキモい。まあ、キモいと思ったら二度と見ないようにしてるから別に良いんだけどさ、マジ関わり合いにはなりたくないわ。


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posted by 八州兎志朗 at 22:43| 宮城 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | ミンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アンタもいい加減にしろと

みんな・渡辺代表、菅・小沢会談に「野良犬のケンカ。いい加減にしろよ」 - MSN産経ニュース

いっつも思うんだけどさ、渡辺善美って、明らかにマスコミ受けだけを狙って極端なことを言うことが即ち「存在感」であると勘違いしてるよね。党としての行動もそれと似たようなもんなんだけど。

けど、いくら上から目線で極論吐いても、所詮は我が儘勝手な行動と言動が元で閣僚を罷免されて自民党に居場所が無くなり、泣きながら自民党から出るしかなかった「負け組」なんでしょうよ、アンタも。そういう経緯を知っている人間が見たら、渡辺善美の言動も、みんなの党の行動原理も、結局は全て敗北経験のトラウマを引きずったままの「妬み」にしか取れんのよね。自分たちが政局を動かしたいという欲求が我慢できなくてね。

次の選挙で、民主党に失望した連中が今度はまたぞろみんなの党に騙されそうな気配があるけど、そういう連中には分かってるのかね、渡辺善美とみんなの党ってものがどういうもんなのか。まあ、分かってないんだろうけどね。

草葉の陰でミッチーが泣いてそうだわ。



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posted by 八州兎志朗 at 20:33| 宮城 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月10日

不思議だねぇ

民主副代表・山岡氏陣営の衆院選買収疑惑で、宇都宮地検が捜査開始 - MSN産経ニュース

これが自民党の人間だったら、マスコミがメディアスクラム組んで「辞職しろ」の大合唱だったろうにね。
野党時代の民主党だったら「即時辞任要求」だの「任命責任」だの「辞職するまで審議拒否」とか平気でやったろうにね。

なんでマスコミも民主党もダンマリ決め込んでいるんでしょうね。限りなく真っ黒でしょうに。

民主党の人間だから見ない振りしているの?
マルチ山岡が小沢一郎こと小澤一郎被告の子飼いだから気付かない振りしているの?


もうね、ダブスタもダブスタ、笑っちゃうくらいの偏向ぶりですな。
氏ねよ、マジで。




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posted by 八州兎志朗 at 23:47| 宮城 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ミンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする